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ドクター中松 「お母様」


「お母様」母への歌、母からの歌 〜母と子「一心、一体」の軌跡〜

Igノーベル賞を受賞した天才発明家、ドクター・中松を育て上げた母の秘策。
「人は皆、母から生まれます。子がこの匪に生まれ出る前からずっと、母と子は命をともにしているのです。」
ですから、この世にその姿があるかどうかにかかわりなく永久に子は母の姿を感じ、母の声を聴くことができるのです。
母の想いを受け取ることができるのです。
それは、私ばかりでは、もちろんありません。
母から生まれたすべての人々にとって、それぞれ形は違っていても、きっと同じような心の通信があるはずです。」
本書「はしがきにかえて」より抜粋









【「お母様」目次】
はしがきにかえて【母への歌 母からの歌】
プロローグ【想い出の始まり】
第1章【たらちね】
<母子の原風景>
たらちね/母の奇跡
<わらびぜんまいうらじろは ほうしでふえる しだのるい>
三つ児の我に教へたまひし、母/裏の学問/優秀な子供を育てるには、充分な金肥をほどこさねばなりません/
ほとの愉しみの中で生まれた発明/「『ここ』にさわらないこと」/
「人にとどめを刺す言葉を言ってはなりません」/小さな恩返し
<子と母の自立>
海軍機関学校へ/「どちら様ですか」
第2章【母の家】
<家族の肖像男>
母のDNA/母の横顔/母と父/「これで、いきましょう」
<母の「信念」、家をも建つ>
「お入学」/一家あげての大移動
<永遠の家>
家の品格/「我こそは“武田信玄”なり」/母の家は永遠に
第3章【息子の結婚】
<結婚競奏曲>
「発明する人」は傘の下の孤独な人か/結婚競奏曲/決断の時
<偉大なる心>
偉大なる母/嫁への思い
第4章【それからの母】
<新しい生活の中で岬>
青山へ「里帰り」/超並お祖母様/「子宝ですねえ」/バスに乗って/説得
<息子の世界、母の宇宙>
突然の訪問者/「ラフマニノフをお聞きなさい」/「行ってはいけません。あなたは殺されますよ」/母なる宇宙の中で
<母の決意>
商店街のハイカラ・レディ/母の背中/初秋の陽
<穏やかな日々>
空中庭園/こちらがかの有名な、お母様ですか/いざ、選挙戦/千代に八千代に/
「あなたはまだまだ伸びる。ガンガンおやりなさい」
第5章【祈り】
<絶やさぬ祈りに抑>
<その日まで>
師走の風/蘇る安寧の時空
<母は永遠に>
母への最後の発明/母の総決算/雲間からの欧膨
【あとがき】







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