平成17年10月
本年度  IGノーベル賞  中松義郎博士が受賞

平成17年度、IGノーベル賞(The IG Nobel Prize) 「栄養学賞 Nutrition」 を中松義郎博士(ドクター・中松)が受賞。 米国ハーバード大学の著名な「サンダースシアター(Sanders Theatre  1200人収容)」で授賞式が行われた(米国現地時間 2005年10月6日(木)19:30 <日本時間10月7日午前8時30分> )

このIGノーベル賞とはノーベル賞受賞者が選考委員となって選ぶもので、全世界からまず5,000人を選び、その中から更に10人を選び、その中から学問別に一人選ばれる。 今回は日本人としてただひとり中松義郎博士が選ばれた。 このIGノーベル賞はノーベル賞の上のノーベル賞と言われ、授賞式にはハーバード大学教授のノーベル賞受賞者、マサチューセッツ工科大学教授のノーベル賞受賞者が列席し、ノーベル賞受賞者がプレゼンターとして中松義郎博士に手渡された。 この授賞式の場としてアメリカのナンバーワンの大学、ハーバード大学が選ばれた。

今回のIGノーベル賞栄養学賞の受賞理由は、従来の栄養学を根本から変えたドクター・中松の
ReBody(リボディ ここをクリック)理論という全く新しい研究に対するものである。 中松義郎博士がこの研究の為、42歳から77歳の現在迄の35年間自分が食べた食事の写真を撮り続け、その枚数1万枚以上。 このデータから頭の良くなる食事、長寿の食事はなんであるかの要素を研究し、最終的に55の要素を発見した。 そして、Dr.NakaMats Yummy Cerebrex 55(頭と身体にいいもの55種類全て合わせた食品、リボディ55 ここをクリック という製品を完成させた。 また、飲み物については13の要素が重要であることを発見し、Dr.NakaMats Brain Drink(ブレンドリンク ここをクリック) を完成した。

更に一日三食がいいのか、二食がいいのか、一食がいいのかの研究を行い、従来三食が良いという説を打ち破り、一日一食が頭を良くし、長寿にもなるということを科学的、実験的、理論的確立したことが高く受賞に評価された。

何故写真を撮ったかというと頭や体に変化が出るのは食後三日後であり、通常三日前の食事を覚えていないから写真を撮る必要があるからである。 これを栄養学的に分析し、この研究を完成したのである。






「厄年を迎えたとき、長寿でボケず、いい仕事をずっとしていくにはどうしたらいいのかと考えたんです」
35年前から毎日欠かさず食事の撮影を始めたきっかけを中松さんがこう話す。
「空気はみんな吸ってるから共通だしね、あとは食べ物なんじゃないかって」
医学博士、工学博士、法学博士…であり、フロッピーディスクやジャンピングなどの発明家として世界的に有名な中松さんは、ここで紹介している黒ごま、いわしなどの食材が「頭のよくなる要素」ということを“発見”したほか、「1日3食より1食のほうがいい」との理論を打ち立てた。
「血液検査で体内環境を調べたり、学会で決められた方法で脳の働きを測定した結果、1日1食のほうが頭がよくなり、体の調子もよくなる」
ことが明らかになったんだって。
1日の摂取熱量も700〜1000kcalで充分、
「食べ物の中には体に悪いものもあるから、1日3回はいるよりも1回のほうがずっといいわけです。現代は栄養過剰」
と。 ちなみに、中松さんは学生のころから野球をしていて「1日1食のほうがホームランを打つ確率も高い」
そう。 膨大な枚数の写真を見ると、ほとんどは日本の食卓でおなじみのメニュー。 頭のよくなる食材を意識して取り入れることで、あなたも“天才”に近づける !?


35年の食事記録で「イグ・ノーベル賞  栄養学賞」を受賞した中松さん。
「イグ」とは「愚かな」という意味で、米・ハーバード大学系の科学誌が主催し、選考に本家ノーベル賞受賞者も関わる権威ある賞なのだ。





頭に効く ! がい〜っぱい!!
女子栄養大学・栄養クリニック管理栄養士の蒲地桂子さんも中松さんの推奨する
「頭のよくなる食材」を見て「玄米など神経伝達を早くする食物が頭の回転をよくし
ますし、抗酸化作用のある黒ごま、ひじき、昆布などは血管の老化を遅らせます」
と 栄養士の先生も納得のラインナップだ!


ねぎ
なすのソテーのねぎ添え:「体の温度を上げて冷えを防ぎ、血液循環をよくする」ねぎは、料理に彩りを添えるので一石二鳥。

小豆 セロリ 黒豆 キャベツ
豆のサラダ:「豆類というのは基本的に繊維があって、老廃物やがんの要素となるものを
外へ排出する働きがありますね。さらにレチシンとイソフラボンが健全な体をキープしてくれる」
食物繊維たっぷりのセロリや、胃に効くキャベツとあわせるとベター。

玄米胚芽 黒ゴマ
玄米ご飯:玄米胚芽が老化予防に、黒ごまがつややかな黒髪にGOOD☆

ひじき みりん
ひじきの煮物:「鉄分が豊富。コレステロールも除去します」
また甘みが欲しいときは砂糖よりもみりんで補助するといい。

寒天 昆布 根昆布 わかめ いわし
いわしのフライ+海草サラダ:青魚に豊富なDHAが頭によい。
海草には体内では生成されないミネラルがたっぷり。
「これがなくなると気力がなくなったり、神経痛になる」毎日でも食べるべし。

にんじん
肉じゃが:「にんじんはカロチンがたっぷりなのでいい」
豚肉でさらなる脳力アップが



にんにく
「牛肉のステーキは、冷えに効くガーリックでソテー」

ぶどう
「デザートにおすすめのぶどう。皮と実の間に若さの素がいっぱい」

みそ
「みそ汁のみそは原料である大豆のレシチンが老化を防止」

しいたけ
「温野菜のサラダには、免疫力をUPさせるしいたけもプラス」

「お弁当には彩りに美肌の素の梅干しを」



白ごま
「豚しゃぶにはエネルギー源になる白ごまを」

大豆
「動脈硬化を防ぐ大豆は豆腐サラダでたっぷりと

焼きのり
「若返りの源ビタミンDとビタミンKが摂れる」

めかぶ
「食物繊維が便秘を解消!」

しょうゆ
「レシチン豊富なしょうゆ、ちょいづけで若返り」


しょうが
「鍋ものは、薬味にしょうがで冷え改善。唐辛子も効く」

ライ麦
「元気の源がつまったライ麦パンのサンドイッチ」

ピーマン
「肉詰めには赤ピーマン。色素が頭によい」

かつお
「魚のDHAで長寿に」

枝豆
「日本食の中でも超かしこい一品」


そば
「長生きする仙人の大好物」

小麦胚芽
「成長を促進する胚芽入りのパンを」







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