HOMEドクター中松講義内容  ドクター中松の話題
ドクター中松の話題

ドクター中松の話題  目次
(1) 2023年 1月20日
「ドクター中松の子宝倍増理論」の必須10項目の定理をサー中松博士は発明されました。
  (2)     2022年 7月22日
東京国際フォーラムにて、この夏日本が直面する二つの難問を一挙に解決する発明をしました。
.手のひらのAVA「動静脈吻合(吻合」を世界最初のエアコンで冷却することで、「節電」しながら効率的に「猛暑」対策が可能になります。手のひらサイズのエアコンを電力不足が叫ばれる中での、画期的な新発明を握り締めた。
(3) 2022年 5月12・13日
第36回世界天才会議が東京国際フォーラムで開催されました。
.大盛況のうちに幕を閉じました。アメリカ、中国、台湾、香港、タイ、スリランカ、ミャンマー、サウジアラビア、韓国、モロッコ、など様々な国の方々は、新型コロナの関係でオンライン参加となりました。また、来年は5月18・19日(木・金)で開催を予定しております。
(4) a)2022年3月25日
東京国際フォーラムでサー中松博士は記者会見を開催しました。内容は日本経済新聞社から「情熱賞」を受賞された件です。
ドクター中松創研の社歌「一勤務心得の歌」が日本経済新聞が主催する「第3回NIKKEI全国社歌コンテスト」で入選し、情熱賞を受賞しました。
その上で「私の社歌は教育、訓練を言葉にしている。心に訴えかける、内容がある。」と胸を張った。
b)2022年4月6日
フジテレビの速報で岸田総理がGOTOを「ワクワクイベント」に名称変更の上、新たな景気回復政策を発表する予定であると伝えられたのです。この「ワクワクイベント」はサー中松博士が2021年9月30日の段階で商標出願していたものだったので、そのことをTwitterでつぶやいたところ、多くの反響がありました。いくつかの媒体でニュースとして取り上げられました。
(5) 2022年 2月25日
記者会見にてサー中松博士は重大発表を行いました。
昨年の12月28日に脳幹梗塞で緊急入院し、12月31日に退院しました。
「5分〜10分遅れたら死んでいた」
医学会会長で東大名誉会長に診てもらい、
聴力、さらに頭と目がよくなりました。まさに不死鳥です。
前より頭と目がよくなった状態で、オミクロンからの決定的な防御法を発明しました。新発明特許の「オミクロンマスク」と「オミクロン面」です。
皆さんが持っているマスクに装着してもオミクロン完全遮断し感染ゼロ。
(6) 2021年 11月26日 22:48
ドクター中松氏、軽石大量漂着の解決策発明…逆転の発想で発電&水素生む
発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=93)が26日、都内で会見を開き、小笠原諸島の海底火山の噴火により沖縄周辺に大量に押し寄せている軽石について、解決策となる新たな発明をした発表した。
中松氏は、沖縄県の募集に応募したことを明かした上で、自らの軽石へのアプローチとして
<1> (軽石の量が多く)回収や排除が出来ないので、しない
<2> 大変な手間なので塩抜きもしない
<3> 軽石の特性を、逆手にとって利用する
の3点を提示。その上で、具体的な方策として
<1> 軽石で発電する
<2> 軽石で水素を作る
<3> 軽石を半導体原料として日本の半導体産業に寄与しSDGs(持続可能な開発目標)を行う
の3つのプランを掲げた。
研究、実験を行い、既に実用化のメドも立ったという。
ただ、その詳細については「沖縄県と打ち合わせ中で、具体的なことは言えない。密接に打ち合わせしている最中で、明かされると困ると言われている」として、明言を避けた。
(7) 2021年 10月7日
第35回世界天才会議が有楽町は東京国際フォーラムで開催、
大成功を収めました。
オンライン審査で世界中の発明家に注目された今イベントでは、サー中松博士による記者会見も開かれました。(テレビ取材のカメラも世界天才会議を撮影、テレビ東京「23時の密着テレビ レベチな人、見つけた(出演:ビートたけし・国分太一):11月2日(火)23:06〜23:55 予定」)
(8) 2021年 9月17日
バーチャル屋台船等リモート開催システム(特許出願済)の発明実施を
中義会で開催しました。
詳細はこちらをクリックしてください
(9) 2021年 5月17日
「ドクター・中まつく」の特許賞 登録日
詳細はこちらをクリックしてください
(10) 2021年 3月26日
開催された中義会で新発明「目マスク」
緊急事態宣言解除後のリバウンド防止の最終兵器発明
「目マスク」を堂々大発表
詳細はこちらをクリックしてください
(11) 2020年 2月26日
2月の「中義会」はオンライン開催となりました。
webメディア「エンジニアtype」で
サー中松博士の特集が組まれました。
アメリカの新大統領に関しての質問では、トランプとバイデン、ともに先生とは関係があることを明かされました。
トランプはウォルトンスクール、バイデンはシェラキュース大学の出身ですが、先生は両方の大学で教えていたことがあるそうです。
詳細はこちらをクリックしてください
(12) 2020年 1月29日
1月の「中義会」はオンライン開催となりました。
新年のごあいさつ
詳細はこちらをクリックしてください
(13) 2020年 12月18日
12月の「中義会」はオンライン開催となりました。
コロナに満ちた2020年を振り返る
覚年会スペシャル
詳細はこちらをクリックしてください
(14) 2020年 9月2日
シンガポールの撮影チームがやってきました。
「世界の超人」という番組にサー中松博士が出演することになり、
その取材が行われました。取材メンバーは皆、サー中松博士発明のスーパーメンを装着して、コロナ感染症対策はバッチリでした。
(15) 2020年 8月28日
夜、ゴールド会員限定のイベントが中松船長の指揮のもと、出港から着陸まで、
優雅なバーチャル屋形船の東京湾クルージングが開催された。
(今年は新型コロナウイルスの影響で開催できないと知り、急遽、最新の技術を組み合わせて、オンライン飲み会の背景に、屋形船の背景を映し出す画期的なアイデアを発明し、これを実行した。バーチャル屋形船の発明をした。
(16) 2020年 7月22日
2020年 中義会7月例会
SUPER M.E.N.を発表するドクター・中松氏
発明家のドクター・中松(92)が22日、東京・内幸町の日本プレスセンターで「数え93歳大誕生会」を行った。  この日の会見では、「撲滅ではなく、コロナから防御すること」の必要性を語り、
発明品「SUPER M.E.N」の装着が自身の唱えるB2方式(Business&Beat)を具体化するとした。 こちらをクリック
(17) 2020年 6月26日
2020年 中義会6月例会
サー中松博士 満92才大誕生会
発明家のドクター・中松(91=本名・中松義郎)が26日、東京都内で92歳の大誕生日会を開き、新発明を発表した。新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染を防ぐフェースシールド「スーパーM.E.N.」の最新型となる89型「ダブルプラス」について力説した。最新型は透明板が2倍になった。折り畳み式で冷却機能もあり、「顔だけでなく頭もカバーできる。メガネも曇らない。お医者さんから要望があった」と自信作を覆って説明した。日本が新型コロナウイルスによる死者数が少ない理由「ファクターX」について「それはドクター・中松発明のスーパーM.E.N.」だと主張。力説を被った音楽隊と一緒に独特な歌を披露するなど、衰え知らずの92歳の姿を見せた。 最新型をかぶって歌う、写真はこちらをクリック
(18) 2020年 5月13日【記者発表】
発明家のドクター・中松氏(91=本名・中松義郎)が13日、感染拡大が進む新型コロナウイルスの、目からの飛沫(ひまつ)感染を防ぐ初のマスク「ドクター中松 スーパーメン SUPER M.E.N」を改良した「58型プロ・デラックス」を発表した。
これまで発表した基本の38型、医療従事者などプロ仕様の48型ともに、顔全体を覆う透明板を取り付け具で頭部に固定して着用していたが、58型では取り付け具をマスクの両サイドにもアンプリファイア(向上装置)として付けた。
一見、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するRX−78ガンダムか、特撮映画「大魔神」に登場する大魔神を想起させるルックスで、中松氏は「大魔神とかガンダムとか言われますね」と苦笑いした。
中松氏は、左右にアンプリファイアを着けて透明板を3方向から囲んだことで「温度、湿度、気圧の3点が向上する」と説明。その上で「ウイルスは温度と湿度が高いのを嫌う。さらに『SUPER M.E.N』内の気圧を上げればウイルスは侵入してこない」
そして「PCR検査は、鼻の奥に綿棒を入れて粘膜を採取するため、医療従事者は患者と接近するので非常に危険。防護具やマスクも不足してきている中、『SUPER M.E.N』は洗って何度も使える上、58型は感染防御力が増しており患者に接近しても安全」
アンプリファイアを両サイドに付けたことで、強度も増したという。(写真はこちらをクリック)
アンプリファイアにより、透明板の内側の温度、湿度、気圧は上がるものの、透明板と顔は接触しておらずアゴの下に空間があるため通気性は良い。これから夏場を迎え、顔に密着する形のマスクは蒸れることへの懸念 が各所で叫ばれ始めているが、「夏は非常に暑くなるが、顔と接触することで蒸気が出て、メガネなどを曇らせる通常のマスクよりも、はるかに涼しい。高温対策は大きな特徴の1つ」と自信満々だ。
(19) 2020年 3月18日【記者発表】
ドクター中松博士は、安倍首相会見を受けて
8割接触削減どころか10割接触削減の新発明を発表します。
と、
緊急発明事態宣言を行った。
「ドクター中松 スーパー M.E.N.」プロ用の48型を装着し、新発明「安タッチ UNTOUCH」を紹介する。ドクター・中松博士(こちらをクリック)又感染拡大が進む新型コロナウイルス対策の発明品を増産するため、工場を建設していることが18日、分かった。
目からの飛沫(ひまつ)感染を防ぐ初のマスク「ドクター中松 スーパー M.E.N.」に対し、医療機関や関係者からだけで1日数十件もの問い合わせが連日あり、医療関係者優先で増産を進めているが、間に合わない状況。それを受けて、都内のドクター中松創研内で、工場の建設に踏み切り、工事に着工した。
(20) 2020年 3月18日【記者発表】
ドクター・中松氏コロナ対策の新発明「3兄弟」公開
全世界で感染が拡大する新型コロナウイルスに対抗する、2つの新発明、1つの改良を明らかにした
・1つ目は、飲む新発明「Dr.NOMICORO-C(ドクター・ノミコロ・シー)」
「新型コロナウイルスは、のどにもたくさん、付着する。そのウイルスを、飲んで飲み殺そうという発明が今までなかった」と開発意図を説明。赤しそや柿、カキなど抗菌、殺菌、免疫力向上作用がある自然由来の素材が原料のため、体にも優しいという。
1包を1.5リットルのお湯に入れれば10杯分、作ることが可能で「1杯あたり28円。コーヒーより安い」(中松氏)という。
・2つ目は、ドアノブや手すり、エレベーターの押しボタンなど、手が触れる場所の除菌ができる液剤「Dr.FukiCoro-C(ドクター・フキコロ・シー)」だ。中松氏は「体への安全性も大丈夫」とした上で「突然、できたわけじゃない。02〜03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生、流行した頃から、ずっと長いこと研究をやってきた結果、完成した」と語った。
・3つ目は新型コロナウイルス対策マスク「ドクター中松 スーパーメン SUPER M.E.N」に26回、改良を施した新型も披露。
透明板で顔全体を覆う溶接マスクのような形状で、目からの感染を防ぐ初のマスクがウリだったが「耐久性が増すよう強度を高めた。アゴのところにカーブをつけるなど改良した」
写真はこちらをクリックしてください
(21) 2020年 2月14日【記者発表】
発明家ドクター中松博士は、新型コロナウイルス対策の新型マスク「ドクター中松スーパーメン SUPER M.E.N.」を発表した。
「ネーミングには3つの意味がある。Mはマウス。Eはアイ。Nはノーズ。
面でお面のように防御できるということ」詳細はこちらをクリック
(22) 2020年 2月3日【記者発表】
ドクター・中松氏「日本救う」コロナ対策製品を発明
発明家のドクター・中松氏が3日、都内で会見を開き、
世界的に流行する新型コロナウイルスによる肺炎対策の決定版として、
新製品「NAKAMAGIC(なかマジック)ウォッシュ」(こちらをクリックして下さい)を発表した。

(23) 「この人のおかげで今がある!」と思う発明家は?  H18.9
(24) 黄金のトイレを持つ発明王が断言!
(25) 男の書斎 H18.10
(26) ドクター中松の“不思議ハウス”


ドクター中松成功道理講義「がんばれ日本」

この成功道理は、私が最初の発明5歳から現在まで実施したこと、全て成功しております。
一度も失敗しておりません。なぜ成功し、なぜ失敗しないのか私の体験を皆様にお伝えすることによって失敗しないで必ず成功すると、皆様のお役に立つであろうということでこのドクター・中松の成功道理のレクチャーを行っております。
(1) 成功憲章第7項 (感動は創造の節となる。常に観察し認識し工夫し、それを実行する)
(2) 成功憲章第8項 (開拓してまた開拓する)
(3) 成功憲章第9項 (スマートで目先が利いて几帳面負けじ魂これで成功)
(4) 成功憲章第28講 (礼儀いささかもおろそかに思うべからず)
(5) 成功憲章第29講 (恥を知れ)
(6) 成功憲章第31講 (人を動かす言動とは何か)
(7) 成功憲章第33講 (親からもらったものは大切にしましょう) H20.2








ドクター中松の“不思議ハウス”
日本にエジソンを超えると評される天才発明家がいるということをご存知だろうか。14才の時にお母さんへの愛の心から発明し特許を取った「醤油チュルチュル=給油ポンプ」から始まって、IT社会の今日の基礎を築いた「フロッピーディスク」、脳活性化リラックス装置「セレブレックス」、音の臨場感が素晴らしい「中松リアルホーン」などなどその発明数2360件余。エジソンの1093件を超える輝かしい実績を持つのがドクター中松こと中松義郎氏(77才)である。IBM社に16の特許を持つ。米国テスラ学会では世界の5大科学者の一人に選ばれた。ニューヨークでの世界発明コンテストで11年間連続してグランプリ受賞という前人未到の記録も持っている。そしてつい最近では「イグ・ノーベル賞」栄養部門のグランプリ受賞も話題となった。氏の40年に及ぶ食べ物が人体に及ぼす研究及び長寿の研究に対して贈られたものである。

この中松義郎氏が13年の構想をかけてH16年12月完成、披露された完璧なセキュリティハウスとご自慢のお宅を訪問して説明を聞いた。題して「ドクター中松の不思議ハウス探訪」。(所在地・東京都世田谷区下馬6丁目31の10/TEL 03-5779-8585)

300個超える 発明・アイディア駆使
ニセの表門
先ず玄関が面白い。写真のように「フロッピーディスク」の形をしたユニークな門を入る。そして玄関のチャイムを押す。するとロボットらしき声で「ここは本当の玄関ではありません。一旦外に出て右横の門からお入り下さい」ときた。「アレレ」とよく観察すると、どうも填め込みの扉らしい。押しても引いてもビクとも動かない。そのいたずら心に苦笑しながら右へ廻って赤い門から入る。インターホンの応答のあと秘書の女性の案内で扉を押す。この扉が二重になっていて、入った扉を閉めないと次の扉が開かない仕組みになっているそうだ。
ようやく中に入るとやや広く高い吹き抜けの広場がある。ここがお客様の応接やイベントなどに使用するコロシャムとのこと。コーヒーを頂いて待つことしばし、ドクター中松氏の執務室に案内される。デスクには沢山の書類、横には詳細な人体模型図など。壁の色は赤。いかにも発明やアイディアがポンポン生まれそうな雰囲気だ。以下ドクター中松氏による説明を列記する。
真っ赤な内装の執務室と中松氏

@敷坪は約200坪・自宅兼事務所としている。一見3階建にも見えるが実際は七つの層になっている
外から見ると3階建てだが…

柱なし、モノコック構法

A構造は柱を一本も使っていない。構想の基本はジャンボ飛行機の構造にヒントがある。どんな強風にも耐え激しい上下の揺れにもビクともしない。火災に対する備えも万全である。
B玄関は偽装でチャイムを押すと自動応答する。事務所も兼ねているので、社員は右横の赤い扉から、家族は秘密の出入り口から、としている。(どうやら広い車庫のどこかに秘密の扉があるようだ?)
C7層の迷路みたいになっているので泥棒が入っても簡単には出られない。家族や社員が間違えないようにいくつかの色で区別している。
D最上階は100畳の全面1枚のガラス張り。36メートルの一枚ガラスは世界最大ではないか。フランスに発注しようとしたが、結局国内で手配した。36メートルの継ぎ目のないカーテンも大変だった。部屋のほぼ中央に金色の円錐柱に支えられた大きなガラスのテーブルを置いている。
ガラス張り100畳の部屋
又、この部屋の音響も自慢出来る設備。音の発明はずいぶん前から取り組んでおり、最高の音が楽しめる。

3階建て内部は7層

建築費なんと30億

外壁も中松博士の発明。この壁は宇宙エネルギーを吸収するアンテナの役割を担っており、そのエネルギーは床暖房などに利用されているのだとか。

磁石の発電装置も

また横壁には、360インチの大きさのホームシアター用スクリーンを設置。この大きさも世界一だと思う。この部屋の設備だけで数億円はかけている
E一階には多くの発明を展示するライブラリーを設け公開している。
F書斎以外に発明のインスピレーションのための静の部屋と動の部屋を設けている。
Gエレベーターは2基。1基を純和室スタイルにしている。入り口はなかなか発見できないようにしている。
H風呂のお湯は七色に変化する。
I瞑想の部屋はオール金箔。金はインスピレーションをもたらすとともに、全ての波動を遮断し、発想を盗まれない。この部屋だけでも1億円以上をかけているが、これは1億円以上の発明を生む部屋なのだ。
J屋外の黒い壁面はアンテナであり、エネルギーを発生させている。室内のすべてのライトからはマイナスイオンを発生させている。
K床材は新発明の熱の特性を備えたフローリングカーペット
L8畳の広さで磁石による発電装置を備えたゲストハウスが29戸。一般に貸し出している。などなど全体で300を超す発明やアイディアを随所に駆使しているそうだ。最後にすべてを含んで費用はいくらぐらいかかったのですか?と聞いたところほぼ30億円ですとのこと。
いやはや、本当に驚いたビックリハウス、頭をかしげた不思議ハウスでした。

目次へ↑




・男の書斎
フロッピーを発明した家の面影を残す
世界的発明家が本を読む空間
「発明王」として知られるドクター・中松は、アメリカ議会で表彰された唯一の日本人である。現在までの発明件数は3330件にも達し、かのエディソンの1093件を凌駕する。同時に衆議院選挙にも出馬するなど、常にフレッシュな話題を提供してくれ、今年9月に公開されるモト冬樹さん主演の映画『ヅラ刑事』にも出演している。
「今度の映画で私は、さまざまに工夫を凝らした斬新なカツラを発明する博士という役柄。そもそも、毛はえ薬や護身用のカツラを発明しているから、声がかかったんでしょうね。禿げないためにはどんな食事をしたらいいかという研究も長年してきました……」
 昨年、ドクター・中松はその研究が認められ、Ig(アイジー)ノーベル賞の栄養学賞を受賞。人間と食事という根本的なテーマにチャレンジして、実に35年にわたり自身が食べた食事を、毎日撮影するという遠大な実験が評価されたからである。
Igノーベル賞とは、1991年設立された、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学のノーベル賞受賞教授が選ぶノーベル賞の中のノーベル賞のこと。「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して贈られる。アイジーとはインテリジェンス・イン・グレートの意味だから、知的レベルが高い賞を受賞したわけだ。
「欧米の学者たちにとって、インテリ的なジョークは最高の知性なんです。難しい数式を解いたり、人の分からないことを述べたりすることよりも、知的なジョークのほうがレベルが高い。打診があったのは受賞の約半年前。科学者である候補者5000人の中から、最終的に10人に絞られた。この賞はノーベル賞受賞者たちが選らんでいることに意味がある。研究の価値を理解してくれる人たちがいたことが嬉しかったですね」
 この研究は食全般にわたるもので、学問的に食とは何か、頭の良くなる食べ物はあるか、老人ボケに食は関係するのかなど、壮大な研究である。
「厄年である42歳から食事を撮り始めました。最初は3度食事をしていましたが、食事を2度にしたり1度にして実験した。結論として得たのは、人間にとって必要な食事は1日1回がベストということ。食事は、活力を生むプラスのエネルギーを摂取すると同時に、不必要なマイナス要素も体内に取り込んでいる。一日一回の食事にすれば頭も冴えるし、寿命も延びる。35年間続けて実験データも集まり、理論構築ができました」
 中松理論によれば、人間は144歳まで生存できる。もちろん頭がぼけず、健全な状態で生きることを意味する。彼自身がそれを証明していくために、頭を良くして、寿命を延ばすために効果的な食品も開発している
「144歳説に従えば、私は78歳だから人生の半ば。まだ中年なんです(笑)。70歳までは洟垂れ小僧で、これからが本番。まだ発明したいことは山ほどあります」
 14歳の時に発明した灯油ポンプのエピソードはよく知られている。燃料不足に悩まされていた戦時中、母親が冬の寒い台所で一升瓶の醤油を醤油差しに入れようとしたが、手がかじかんで上手くはいらない。背を丸めた母の姿を見て、一升瓶を持たずに入れられる発明をすればいいと思った。
「母を楽にしてあげたいと思ったのが始まり。母が喜ぶことに対して私も喜ぶ。みんなに喜んでもらうために発明すると、自然にお金が入ってくる。だからアイディアを考えたり、発明している時は楽しんでやっているんです」 日本で発明家といえば一攫千金を狙った大言壮語の人物というイメージが流布しているが、発明大国アメリカでは事情は異なる。なぜ中松さんがアメリカ議会で表彰されたのか。それはフロッピーディスクとシネマスコープの発明は、アメリカを代表するIT産業と映画産業への偉大な貢献であり、それに対する顕彰だからである。
 偉大な発明家であるグラハム・ベルにしてもエディソンにしても、彼らの発明はアメリカ発展の原動力となっている。だから彼らへの尊敬は並外れている。
 中松さんは発明を完成させるまで最低10年の熟成期間が必要だという。35年間の食事の記録にしてからもそうだが、簡単そうに見えるゴルフのパターでも10年、フロッピーディスクが25年という長い歳月を経て完成された。
「歩いているうちにポッと浮かぶなんてダメ。過去の引き出しをひっくり返しても新しいアイディアは出てこない。そこに新しい引き出しを重ねていくから並大抵のことじゃない。だから発明のプロフェッショナルになるためには、それなりの部屋も必要になんです」

モダンな邸宅とは異質な、ノスタルジックな空間
ドクター・中松の発明を促す部屋は3ヵ所ある。主にひとりになって構想する書斎と、静の部屋、動の部屋。静の部屋とは文字どおり、外部を遮断した静かな空間。邪念を振り払い、先入観をそぎ落とし、熱した発想をまとめるための部屋である。
「静の部屋は金の壁で囲まれています。金は、銅や鉄、アルミやコンクリートよりも外部を遮断する。外部の雑音や電波、雑念を遮断するから静の空間ができる」
 と笑いながら開けてくれた部屋を見た途端、ドクター・中松の巧まざるユーモアに驚いた。そこには何と、真ん中に黄金色した便器が鎮座していたからである。トイレもまた発明家の発想と構想を発酵させる秘密基地なのである。その反対に動の部屋は世界で唯一の和室エレベーター。この中では、頭の中をシャッフルさせたり、思考や構想をめちゃくちゃにミックスさせたり、先入観を入れたりして、発想を湧かせるという。
 さて書斎はというと、モダンな邸宅の中で唯一ノスタルジックで異質な空間である。天井まで届く古びた木製の書棚には、偏った知識を持たないようにとの考えから、森羅万象の本が並べられている。そして中松さんの華麗な活動からは想像すらできない、素朴な癒しの雰囲気に満ちている。
「書斎では主に読書と執筆をします。ここで小学校から大学まで通っていました。癒しの効果があるデザインになったのは、その家で使っていた木材を書斎に利用からです。ここでは読書しながらリラックスしたり、道を歩いている人たちを見たり、窓から入る新鮮な空気を吸ったりしています」
 発明には情報収集より観察力が必要、と力説するドクター・中松の原点は書斎なのかもしれない。そして「単に人間の動きだけでなく、雲や風、光の動きを全身で感じることが大切」という中松さんは、日々、観察力をこの書斎で磨いているのだろう。
 幼いころから読書好きで作文も得意だった中松さんは、小学生の時の夏休みの絵日記に、短歌を添えて提出したという利発な少年だった。そのころから人生には何事も創意工夫が必要だと感じていたのだろう。そして今この書斎で、優しかった母の記憶に包まれて、そこから発散される癒しの慈愛に慰撫されながら過ごしているに違いない。

目次へ↑




・黄金のトイレを持つ発明王が断言!
発明と健康の継続にトイレはとても重要
 一般的な住宅を見てみると、トイレは排せつするだけの場所としか考えられていないように思います。極端に狭かったり、北側の寒い場所に置かれていたり、そもそもトイレは、「御不浄」とか「はばかり」なんて呼び名があったりするぐらいです。
 衣・食・住は、たいせつなもので、これらは互いに密接に関係しています。特に「食」は、「住」の一部であるトイレで必ず完結します。
 人間にとって重要な3つのうちの2つをつなげているトイレですから、人が健康的に生きていくうえで軽んじていいわけがないのです。
 ところで、現在、私が住居兼研究所としているドクター中松ハウスには、発明に不可欠な部屋が2つあります。「動の部屋」と「静の部屋」です。
 文字どおり部屋が上下に動く動の部屋で発想をわき上がらせ、静の部屋でそれらをまとめているわけです。実は、この静の部屋にトイレがあるのです。
 このトイレは豊臣秀吉の金の茶室をイメージしました。トイレの入る大きな金の釜から作り始めました。
 それだけトイレは、私にとって、健康的に生きていくうえでも、発明を続けていくうえでも、非常に重要な場所となっているのです。
 私が愛用しているトイレは、便器や床、壁、手洗い場や鏡のフレームに至るまで、すべてが24金でできています。天井まである細長い窓の大きさも、自然の光が入ってくる量を計算して作っています。最適な材質を探すなど、企画・基礎実験に10年、実際の製造・工事に2年半、合計12年半の月日とトイレだけで10億円の費用をかけてできた、私にとって理想的なトイレです。
 便座を除き、すべての材質を金にしたのには理由があります。タイルや木、銅やアルミなどでは、外部からの電波や異常な「気」などを遮断できないため、発明のための発想をまとめる作業に集中できないからです。
 また、金であれば、発想がパッと出てきたときに反射され増幅し、一定の形にまとまっていくというメリットもあります。
 ただし、自分以外の人間が使うと汚してしまうおそれがあり、発明に支障が出かねません。ですから、このトイレを使えるのは私だけです。スタッフはもちろん、家族も別のトイレを使用しています。
 掃除は家政婦さんに任せていますが、金のトイレはそもそも汚れないように作られています。実はこの部屋では、便器のふたの開閉やシャワー機能、部屋の照明に至るまでが全自動ですから、どこにも指を触れる必要がないのです。したがって、トイレのある静の部屋自体、いつもピカピカの状態にキープされていて、私の指紋すらつきません。
 すると、気持ちがいいのはもちろんですが、より発想もわいてきます。自分の姿が映るほどきれいなまぶしさは、発想のエネルギーとなり、刺激とひらめきまで与えてくれるのです。
 理想的なトイレを常にきれいなままで使えることで、私は満足のいく発明ができます。このトイレができたのはおよそ1年前ですがそれ以後ここで生まれた発明は数え上げればきりがありません。それと同時に、長生きにつながるべく健康を維持できています。このトイレができてからは便秘とも無縁ですし、熟睡でき、体調は至って良好です。
トイレ掃除は運の分かれ目
世界中を探しても、このようなトイレがあるのは私のところだけでしょうが、壁の一部を金にしたり、金の置物を置くだけでも、運を味方につける効果が期待できます。とにかく、きれいにトイレを使うように心がければ、金運や健康運はおのずとついてきます。
 人が成功するか否かは、運が半分、もしかするとそれ以上かもしれません。金運や健康運など、運にはさまざまな種類があります。しかし、全般に言えるのは、人生の中で調子の悪いときをうまく乗り越えられるということが、幸運だと思います。
 基本的に、運はあらゆる人に対して平等に回っています。しかし、その運を生かせるかどうかは人によるでしょう。
 したがって、よく耳にする「運がいい」という言葉は、単に「いい結果が偶然巡ってきた」という意味ではありません。運がいいと言われている人は、自分の置かれている困難な状況をまず観察し、冷静な分析をしたうえで適切に対処しているはずです。それが、結果として運がいいということになるのです。
 人生で成功するには、困難な状況を乗り越えられる運をつけなければいけません。トイレをきれいにすることは、そのための基本といえるでしょう。
 トイレを汚い状態で放置しているような人は、仕事も雑にしているでしょうし、生活態度も乱れてかまわないという人でしょう。
 対照的に、トイレをいつもきれいにしている人は、その態度が他の部分にも現れて、仕事や生活もきれいにできます。困難な状況に遭遇したとき、観察・分析・対処がきちんとできますから、運が寄ってきて成功できます。トイレ掃除はまさに、幸せな人生を送るうえでの運の分かれ目とも言えるのです。


目次へ↑





・「この人のおかげで今がある!」と思う発明家は?
■全体
順位 名前 名人物の肩書き、主な功績
@ トーマス・エジソン 3383 発明家。GE創業者。蓄音機、白熱電球、
直流電力供給、キネトグラフ
A 中松義郎
(ドクター中松)
129 発明家。フライングシューズ、
(諸説あるが)フロッピーディスク
B グラハム・ベル 113 研究者。電話機
C ライト兄弟 66 飛行機の発明者
D レオナルド・ダビンチ 53 画家、彫刻家、建築家。
「モナ・リザ」「最後の晩餐(ばんさん)」
人体解剖
E アルバート・アインシュタイン 52 物理学者。相対性理論
F 松下幸之助 38 経営者。松下電器産業、松下政経塾
G ジェームズ・ワット 34 数学者、エンジニア。蒸気機関、
英国産業革命に貢献
H ビル・ゲイツ 33 マイクロソフト社共同創業者
I 野口英世 26 細菌学者。黄熱病ワクチン開発
J アイザック・ニュートン 25 物理学者、化学者。万有引力、古典力学
K 平賀源内 21 蘭学者、医学者、浄瑠璃作家。エレキテル、
油絵、平賀焼
L アルフレド・ノーベル 20 化学者。ニトログリセリン、ダイナマイト
M ガリレオ・ガリレイ 15 物理学者、天文学者。振り子の等時性、月の凹凸、
コペルニクスの地動説を支持
N マリー・キュリー 11 物理学者、化学者。ラジウム、ポロニウムの発見
  その他 205  
  特にいない 1864  


トーマス・エジソンが断トツ1位
 私たちの暮らしを支える便利さは、いずれも発明家のアイデアが出発点となっている。
 インターワイヤードがネットリサーチサービス「ディムスドライブ」を通じ、「この人のおかげで今がある!」と思う発明家について調査した。
 群を抜いてトップになったのは、白熱電球、映写機、電気自動車など1000種類以上もの発明をし、世界的な発明家であるとともに、世界最大級の複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の創業者でもあるトーマス・エジソン。性・年齢別でみても、いづれの世代でも半数前後がエジソンを挙げている。
 続いてドクター中松の愛称で知られる日本の発明王、中松義郎氏が2位にランクイン。比較的、男性からの回答に多い。3位はエジソンと並んで米国の2大発明家と称されるグラハム・ベル。ベルが興したベル電話会社は、米大手電話会社AT&Tの前身で、情報社会の礎ともいえる。
 このほか、ダビンチやアインシュタインといった直接の恩恵というよりも、科学の神秘を感じさせる人物も上位に入った。
 調査は、8月10〜15日にインターネットで実施。自由回答方式で6088人から回答を得た。
インターネットリサーチ
D I M S D R I V E
■男性
■女性
順位 名前
@ トーマス・エジソン 1813
A 中松義郎 70
B グラハム・ベル 48
C アルバート・
アインシュタイン
31
D レオナルド・ダビンチ 30
E ライト兄弟 26
F ジェームズ・ワット 23
G 松下幸之助 20
H ビル・ゲイツ 17
I アルフレド・ノーベル 15
J アイザック・ニュートン 12
K 平賀源内 11
L 野口英世 10
M ガリレオ・ガリレイ 8
N マリー・キュリー 2

順位 名前
@ トーマス・エジソン 1570
A グラハム・ベル 65
B 中松義郎 59
C ライト兄弟 40
D レオナルド・ダビンチ 23
E アルバート・
アインシュタイン
21
F 松下幸之助 18
G ビル・ゲイツ 16
G 野口英世 16
I アイザック・ニュートン 13
J ジェームズ・ワット 11
K 平賀源内 10
L マリー・キュリー 9
M ガリレオ・ガリレイ 7
N アルフレド・ノーベル 5


目次へ↑







来日したプロデューサーらと都内で会見
発明家のドクター中松こと中松義郎氏(77)のドキュメンタリー映画が米国で製作される。中松氏が8日、来日したプロデューサーらと都内で会見し発表。「007」シリーズの3代目ジェームズ・ボンドを務めた英国俳優ロジャー・ムーア(79)が進行役で出演するなど、豪華なハリウッドデビューを飾ることに「こういう映画に出る日本人は初めてでは」と上機嫌で話した。

早くも満足げ 「科学技術にとってプラス」
 映画のタイトルは「マスター・オブ・イノベーション〜ドクターナカマツ・ストーリー」。中松氏の人生や3000件を超える発明を振り返りながら“発明王ドクター中松”をひもとく内容だ。中松氏は「ハリウッド映画には渡辺謙とかいろんな日本人が出ているけれど、こういう(1人を取り上げる)作品に日本人が出るのは初めてなのでは」と笑顔を見せた。
 昨年、水を自動車用の燃料に換える「ハイドロジェン・オン・デマンド(HOD)」の国際特許を取得したことがきっかけ。環境技術に関するドキュメンタリーを企画していた米国の製作会社「ダークホース・エンターテインメント」のプロデューサー、クリストファー・パットン氏がこれに注目。15年来の親交がある科学財団「国際テスラ・トラスト」のJ・W・マクギニス理事長を通じ昨年12月に打診された。
 パットン氏とともに来日したスタッフにより、さっそく撮影がスタート。中松氏は「発明家はずっと先のことを考えているので、一般の人にはいかがわしいと思われ、誤解を受けやすい。ドキュメンタリーは事実を撮影するので、私のやっていることが分かりやすく人々に伝わり、科学技術にとってプラスになる」と満足げ。映画の中では、まだ実用化されていないHODの自動車を走らせる予定だという。
 また、進行役でロジャーが出演することも発表。パットン氏がムーアの息子で俳優のジェフリー・ムーア(40)と知り合いだったことから出演が決定。まだ対面していないというが「“007”は見ていたよ。これから対談なんてこともあるかもしれない」と期待。また、「ロジャーよりもすごい人が出る。まだ言えないけどビッグスターだ」と意味深長な笑みを浮かべた。5月ごろまで撮影し、米国、日本などで年内の公開する予定。



目次へ↑










目次へ↑





ドクター中松講義内容へ戻る

ドクター中松情報へ戻る


ドクター中松講義内容へ トップへ ドクター中松 都知事選出馬表明

Copyright (C) 2006 Japan Corporation.DrNakaMats All Rights Reserved